子育てプログラマーの日常

とあるプログラマーの日常をだらだらとつづってます。
息子:2007年8月生まれ 娘:2011年12月生まれ

生命保険は要りません

子供が出来てから、何度か生命保険を勧められますが...


私は生命保険が嫌いです。




以前は、ねずみ講やマルチ商法と同列に見てました。。
最近、ちょっとましになってきて、
変な宗教と同じようなもんと思ってます。

嫌いな理由は以下の通り

理由1.保険会社が儲けすぎ


念のためですが、「保険」というものの考え方自体は、
素晴らしいものだと思ってます。
みんなで困った人を助けようって考えですね。

平成15年のデータですが、30〜34歳で亡くなった人は、
10万人あたり63.4人だそうです。

だいたい、1600人に1人の計算になります。
30〜34の5年間で考えると240人中、1人の人が亡くなります。
亡くなった人の家族に、例えば、3000万円が払われるように、
240人でお金を負担するとします。
すると、その240人の月々の積み立て金額は、

3000万円 ÷ 240人 ÷ 5年 ÷ 12ヶ月 = 2,083円

で、すむはずです。
さて、3000万が出る掛け捨ての保険に入ってる人、
幾ら払ってますか???

当然、これは、単純な計算で、医療保険の分とか、
保険会社の取り分とかは含まれていません。

それにしても、実際に負担している保険金額とちがいませんか?

読んだ本(ゴミ投資家のための人生設計入門 p140)によると、
生命保険の掛け金のうち、保険会社の取り分は、
約5割と書かれていました。

保険に月々、1万円掛けているとすれば、
そのうち、約5,000円は、保険のおばちゃんの給料、
会社の運営経費、会社の利益になっています。

納得できますか?

理由2.ややこしい


仮に私が生命保険に入ることを考えた場合、
保険金が下りて欲しい条件は、以下の2つだけです。
「死亡する」、「どうやっても働けない体になる」

ところが実際の保険はめちゃくちゃ複雑になってます。
○○特約ってのがそうで、骨折しただとか、入院しただとか、
犬にかまれたとか...

全部要りません。

「入院したら、1日目から保険金が下りる」
とか言うのを売りにしてる保険がありますが、
2,3日入院する程度の蓄えぐらい、普通、あるやろ!

人それぞれ、生活の事情は違いますが、
それくらい、節約でどうにかできる額だと思ってます。
というか、それだけの蓄えが出来ない状態なら、
保険に入ることが厳しいですよね...

それがどっかから、振ってわいてくるならありがたい話ですが、
その分掛け金が高くなるなら、要りません。

「掛け捨てじゃない、貯蓄にもなる」
なんて保険もありますが、貯蓄は自分で管理します。
保険会社にやってもらう必要はありません。

理由3.同じ金を出すなら、死ぬ確率を下げることに使う


さっきのデータですが、
30代の男性の一番多い、死亡原因は自殺です。
今のところ、自分が自殺する原因が思い当たりません。

ついで、不慮の事故、心疾患、がん、脳血管疾患などで、
不慮の事故を除けば、死ぬ可能性は下げれます。

同じ金を掛けるなら、私は自分の死ぬ可能性を下げることに金を掛かけます。
「前の会社でやってたから、なんとなく」という理由もありますが、
1年半毎に1回のペースで、人間ドッグに行ってます。

こっちに金をかけるほうが有意義だと思ってます。

理由4.マルチ商法に近い会社経営


ここがマルチ商法に似てると思う部分ですが、
勧誘の仕方が嫌いです。
生保では常に営業のおばちゃんを募集してます。
これは人が足りないのもあるのかも知れませんが、
保険の勧誘先として、営業の人間の知り合い、身内を狙っているからです。

当然、ほとんどの人はそれほどの営業実績を出せるわけもなく、
知り合い、身内を一通り勧誘して、その後、自爆(自分で保険に入る)、
で、勧誘できなくなった時点で、会社を辞めていきます。
(一部、つわもののおばちゃんは残りますが)

人間のつながりを金に代えるという意味合いで、マルチ商法と同じです。

理由5.私が死んだ場合の全てのリスクをカバーしない


当たり前の話ですが、生命保険は、
「金銭的なリスク」に備えるためのものです。

私が死んだ後、保険のおばちゃんが子供のしつけをしてくれたり、
進路相談にのってくれるわけではありません。

逆に言えば、金銭的なリスクがなければ、保険に入る必要性はありません。
本音を言えば、私が死んだ場合は、妻の実家を当てにしてます。
喰って寝るくらいはどうにかしてくれるかと思ってます。




以上、1,3は損得勘定、2は損得勘定をしにくくする仕組み
4は生理的に受け付けないのが、私が生命保険に入らない理由です。
ついでの、5は「生命保険はファンタジーではない」と言いたいだけです。

私は、今は、生命保険を"宗教"のようなものだと考えてます。
「この宗教(保険)に入れば、あなたが死んでも、家族は極楽浄土へ行ける」
ってな感じでしょうか?

私は「保険に入れば安心」なんてファンタジーを信じません。
前までは、「マルチ商法のようなもの」と思ってたので、
友人が入ろうとしたら止めてましたが、別に、今は、そこまで思いません。

「生命保険教」に入るのも自由だし、
損得勘定を理解したうえで、手数料が高かろうが、
自分が死んだ場合と、生きた場合の金銭的なリスクを分散するために
保険に入るもの、別におかしいとも思いません。

ただ、やっぱり、私には、変な宗教だし、
「生命保険に入らないなんて、将来や、家族の事を考えていない」
ってな事を言われても、
「オ○ム真○教に入らないなんて、将来や、家族の事を考えていない」
と言われているのと同じようにしか聞こえません。

だから、勧誘しないで

Comments

☆nonnon☆
なかなかシビアな考え方ですねぇ〜。
私も2年前に保険の勉強をしにいきましたが、ほぼ損をするものばかり・・。
でも、なかには、賭け金以上にもらえるものもあります。
子どもの学資保険で言えば・・ソニー損保。これは、損なしです。
しかし・・子どもにはかけてないけどね( ̄▽ ̄;A
2007/08/27 10:36
tadahiro
>☆nonnon☆さん
ちなみに学資保険も勧められました(笑)
次にそのこと書こうと思ってたので、
ソニー生命(損保じゃなかった??)の学資保険の分析も書きますね
2007/08/27 23:05
☆nonnon☆
あ・・そうそう!!ソニー生命だった!!!!!!
2007/08/28 01:41
ブロガー(志望)
お邪魔します。
 思うに生命保険は「不安」を扱うビジネスではないでしょうか。「不安を
扱う」というのは売る側にとってかなり有利な仕組みです。例えば最近国
内の車の販売台数が頭打ちになっていますが、それは車が一通り行き
渡って買い替え需要ぐらいしか望めなくなった事が大きいでしょう。すな
わち通常の需要には「限界(限度)」というものがあります(飽和してしま
う)。しかし不安には「限界(限度)」はありません(飽和が起こり難い)。
2007/08/28 22:12
tadahiro
>ブロガー(志望)さん
はじめまして
ごらん頂き、ありがとうございます。
確かに、生命保険は「不安」を扱うビジネスですね。
で、ちなみに、その不安を煽って大きくするのが、保険のおばちゃん
この辺りが、宗教のようで好きになれないです。

合理的に考えれば、
「現状の生活レベルを維持できる金額がもらえる保険」
に入れば良いものを、
「旦那が死んだら方が生活が楽になる」
なんて言ってる人を何人も見ます。

これが、「不安に限度がない」という事なんでしょうね...
2007/08/28 22:46
Satoko
理由3が大好き。
うちは一応入ってます。
旦那サマの会社が殆ど負担してくれてて
私たちが払ってるの2人で4ドル/月未満。(爆)
これなら価値あるっしょ?
2007/08/29 00:20
tadahiro
>Satokoさん
理由3ってみんな意外と気にしないのよね〜
保険をかける前にやることだろって思います。

>私たちが払ってるの2人で4ドル/月未満。(爆)
つーか、それ、二人でお茶しましたって金額だし(笑)
2007/08/29 00:47
ひでぽん
同じ金を出すなら、死ぬ確率を下げることに使う
   ↑
激しく同意☆
2007/08/29 16:08
tadahiro
>ひでぽんさん
意外とみんな、何もしないんですよね〜
2007/08/29 17:39

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