父の勤めている会社が買収された。
まあ、嘱託勤務で、アルバイト状態の父の待遇等が変わるとは思えないので、心配もしていない。
どうせ、あと1年半程度(厚生年金が支給されるまで)しか、働かない予定だし、
り○な銀行の企業年金も一括でもらってしまったので、今さら、何がどう変わろうが怖いもんなしです。
と、それは良いのだが、姉と話しているときに、また、「父の今後はどうする?」って話になった...
最近、できるだけ考えないようにしてるんですよね、これ。
正直、考えれば、考えるほど、凹むんですよね。
趣味の無い父なんで、ボケないようにするにはどうするとか、介護が必要になったときはどうするとか...
いろんな人と、この話してみましたが、私が何を考えようが、どう動こうが、あんまり意味が無いので、
「その時がきたら、どうにかなるでしょ」って思うようにしてます。
世の中、不幸な人なんて、いっぱいいて、自分だけが不幸なわけなんて無いのにね。
不幸な人 その1
阪神大震災で、家を失う
それを機につきあっていた三男坊の彼氏と結婚
兄二人がすでに家を出ていたため、彼氏の母親と同居開始
義母は収入無し(年金も納めていなかったためもらえない)
子供が産まれたのを機に仕事をやめて、専業主婦となる
その頃から、義母との折り合いがうまく行かず、もめ事がおおくなる
子供に知能障害があることがわかる
兄貴はバカ兄貴らしく、旦那が義母に渡しているわずかなお金を、せびりに来るらしい
ついにぶち切れて、旦那を通して、義母に言いたいことを言ったら、義母が自殺未遂
不幸な人 その2
呪われていると噂される家を、知らずに購入
子供が生まれ、知能障害があることがわかる
旦那が女を作って、行方不明
2件目の家を購入したが、1件目の家は、噂のため、現在も売れていない
本人は、高校卒業後、すぐに結婚したため、働く能力無し
旦那が行方不明のため、離婚もできず、寡婦控除も受けられず
1件目の家のローンは、行方不明の旦那の親に払わせているが、2件目の家のローンは残っている
現在、年金暮らしの母の収入を頼りに、障害を持った子供一人を含む3人と、母親との5人暮らし
母親もガンを患っているが、「死んだら、子供が暮らせないので死ぬに死ねない」と言っており、何とか生きてる
座右の銘と言うほどではないが、かなり確信をついた言葉を聞いたことがある。
「人は他人と比較することで幸せを感じる」
自分を嫌な奴だとは思うが、少なくとも、この言葉は私にはぴったりと当てはまる。
今日も、自分より不幸である人の事を聞き、多少元気になった。